当店で約10年前にご購入いただいた、
OAKLEY(オークリー)PIT BULL(ピットブル)
のレンズ交換のご依頼をいただきました!!
いつも、遠方の千葉県よりお越しくださり
本当にありがとうございます!!
PIT BULLをとても気に入ってくださり、
色違いで数本お作りいただき、
特にこちらのブラウントータスの
フレームカラーがお気に入りとのことでした。
残念ながらPIT BULLは販売終了と
なってしまいましたので、
新しいフレームを入手することは
できませんが、フレームの
コンデションが良好であれば
レンズのみ交換させていただくことができます。
フレームの状態を確認させていただくと、
やはり約10年もの間、
お客様の眼を守り続けたアイウェアですので、
フレームにキズや表面だけの
クラックなどは無数にございましたが、
PIT BULLはリムも太く丈夫な
フレームですので、今回はレンズ交換可能
だと判断させていただきました。
いつも釣り用に偏光レンズをお求め
いただいており、今回
お選びいただいたレンズは、
Kodak(コダック)
PolarMax Pro(ポラマックスプロ)
偏光レンズです!!
Kodak PolarMax Proは、
高い偏光度(全カラー偏光度99%以上)
を発揮するだけでなく、
人がまぶしく感じる波長域を軽減する
Neo Contrast機能、さらには、
眼に有害は紫外線カットはもちろんのこと、
HEV高エネルギー可視光線領域
を軽減してくれる、COMPLETE UV
技術をも融合させた、
未だかつて存在していなかった
高機能偏光レンズです。
お選びいただいたレンズカラーは、
ネオアンバー、
可視光線透過率は24%、
もちろん偏光度は99%、
水中に溶け込んだストラクチャーや
ラインの動きなど色調の変化を
とらえやすくしてくれる
カラーですね。
PIT BULLのレンズを加工するためには
段落ち加工といって、レンズをスライス状に
する部分が必要になるのですが、
前回作製させていただいたレンズはCR素材の
偏光レンズでしたので、
ご利用いただいている10年間の間で、
少しレンズがチッピング(欠けている)部分が
ございました。
CR素材は偏光レンズとの相性は良いのですが、
やはりレンズ強度がある程度必要な
構造のフレームの場合は、注意が必要ですね。
前回作製いただいた時も、もちろん
レンズ選択時にお話しさせていただいて
いたことにはなりますが、
何を優先されるかで、おすすめの
レンズ種類や材質は変わりますので、
どのようなシーンでどのように
お使いいただきたいかなど
ご来店時に詳しくお話しいただける
といいですね。
今回は1.6素材という一般的
なメガネレンズの素材としては
割れにくいタイプを使用させて
いただきました。
お渡し後、早速ご利用くださり、詳しい
インプレッション頂戴しました!!
これからも長く愛用いただきたいですね。