こちらは先日作製させていただきました、RUDY PROJECT(ルディプロジェクト)IMPULSE(インパルス)フリップアップです。
前モデルのエクセプションなき今、ハネアゲ式のスポーツアイウェアの一番人気ですね。
IMPULSEの良さは様々あるのですが、一番はバランスが良いということにあります。
ハネアゲ式のスポーツアイウェアは、レンズが2枚重なることととなり、フリップアップさせるアクセサリーも必要となることから、どうしても重量がでてしまい、アイウェアとしての重量配分もレンズのある前に集中してしまいますね。
すると、例えば華奢なフレームだったり、ステムの調整ができないモデルだったりすると、アイウェアがずり下がりやすかったり、定位置でフィッティングできなかったりするものなのですが、IMPULSEはステムが簡単に調節可能で、ずり下がるのを防止できますし、フロントフレームはフレキシブルなのに対し、ステムはしっかりとしたつくりにすることで安定したバランスをとっているんだろうと思います。
どちらかだけだと安定性に欠けたり、きつくなり過ぎたりしてしまうんですね。
それには、もう一つ、多くのRUDY PROJECTのアイウェアがいわゆるスポーツに特化した高ラップ、ハイカーブ、タイトといったフィッティングモデルになっている中、IMPULSEは、そのあたりを少し緩くしており、日本人にも合いやすい調整がなされているというのも上記のバランスの良さに繋がっているんだと
思いますね。
きついフィッティング、重量があるモデルだと必ずアイウェアはずり下がってしまいます。
ずり下がってしまうとプロテクションどころか「見る」といったメガネとして一番大切なことができなくなってしまうんですね。
IMPULSEはそのあたりが最大の長所であり、少し短所と言える点にもなってしまっています。
丁度前モデルのエクセプションからIMPULSEに買い替えをされる方が年々多くなってきているのですが、エクセプションの方がやはりRUDY PROJECTのフィッティングなんですね。
つまりタイト、高ラップなんです。
エクセプションの方が前傾角といわれる角度もきつくなっている点や、アウターのレンズの形状なども、一概には言えませんが、ライド中の風防効果などはエクセプションに軍配があがるといえますね。
というのもそのあたりを両モデル作製していただいたお客さまにインプレッションいただき、フィッティングなどで改良できないか模索しているところなのですが、その点を差し引いてもIMPULSEは大変優秀なモデルです。
というのも、正直他ブランドなどでも、IMPULSEと肩を並べてお客さまにおすすめできる、ハネアゲタイプのスポーツアイウェアを見つけることが未だにできません。
今回作製したいただいたお客様は、以前パーセプションを作製させていただいており、今回、IMPULSEをお求めに、野球をはじめ、様々なスポーツや環境で使用したいのでハネアゲが一番しっくりくるとお話してくださいました。
あと、IMPULSEはフリップアップを外しても外観がすっきりしていてカッコいい点も大変評価いただいております。
眼鏡としての使用も十分できますよ~
数少ない本格派ハネアゲ式スポーツアイウェアIMPULSE、皆様いかがでしょうか?