OAKLEY(オークリー)FAST JACKET(ファストジャケット)レンズ交換!!

こちらは、当店で約9年前に購入していただいた、OAKLEY(オークリー) FAST JACKET(ファストジャケット)です。

当時、宮里 藍選手が着用され、スウィッチロックシステムで安全に簡単にレンズ交換ができ人気となったモデルでしたが、JACKETシリーズの中では短期間で販売終了となり、現在では廃盤。パーツもほとんどオークリー純正部品は手に入らない状態です。

お客様はとても、FAST JACKETを気に入ってくださり、現在でも愛用されていらっしゃるのですが、長期間の使用により、レンズの傷、コート剥がれがレンズ全体に見られ、レンズを交換したいと来店して
下さいました。

FAST JACKETのオークリー純正の交換用レンズはもう手に入らないため、他ブランドのレンズで作製させていただきました。

ご利用いただいていたレンズは、オークリースレートイリジウム。
こちらのカラーをとても気に入っていただいておりましたので、近いカラーで作製させていただきました。

スレートイリジウムは、安定した人気を誇る、万能型タイプのレンズで、一番の魅力は、濃すぎず薄すぎず、自然な見え方が特徴となり、レンズはグレーをベースにシルバーミラー(イリジウム)が入り、可視光線透過率は23%となっています。

こちらが作製させていただいたレンズで、スレートイリジウムと同じ、グレーをベースにしたカラーに、シルバーミラーをセッティング。
可視光線透過率は、ミラーを入れない状態で約30%ですので、ミラーを入れて若干透過率を下げることで、かなりスレートイリジウムに近づけることができます。

もちろん、スポーツなどのタフな使用にも耐えれるように、オークリーレンズと同様の衝撃に強い材質で作製されています。

オークリーのオリジナルシェイプであるXLシェイプも再現できています。

フレームの状態はとてもいいコンディションでしたので、レンズを交換させていただくだけで、まるで新品のようですね。

いかがだったでしょうか?

オークリーの純正レンズが廃盤で販売終了となってしまっても、他ブランドのレンズで作製できる場合がございますので、諦める前に、ぜひ、当店にお持ちいただきご相談くださいね。

OAKLEY(オークリー)MONSTER DOG(モンスタードッグ)度付き偏光レンズ!!

お客様のご利用いただいている絶版モデル、OAKLEY(オークリー)MONSTER DOG(モンスタードッグ)に度付き偏光レンズをセッティングさせていただきました!

OAKLEY MONSTER DOGは、かつてリリースされていたアイウェアで、当時ライフスタイルモデルとしては初の、OCEカスタムプログラムに選出されるなど超人気モデルで、MONSTER DOGの大ヒットにより、MONSTER DOGGLEや、MONSTER PUPなどのMONSTERシリーズが登場しました。

その後MONSTER DOGは、2013年ごろ販売終了となり、その系譜は正式にはMONSTER DOGからPIT BULLへ受け継がれ、現行モデルでは、STRAIGHTLINKに流れています。

STRAIGHTLINK(A)も、現在販売終了が間近に迫ってきていることからも、MONSTER DOGはかなり
前のモデルということになり、ヴィンテージというには早いかもしれませんが、それでも、初期のモデルは、20年近く経過してます( ゚Д゚)

MONSTER DOGは、汗などにより劣化する、ゴム系パーツのないモデルのため、消耗パーツを交換する必要もなく、長く愛用していただくことができますね。

とはいえ、いくら丈夫なOAKLEYのO MATTERフレームといってもプラスチックという材質である以上、20年近く経過していれば経年劣化は避けられないため、デッドストックのモデルに関してはフレームの状態を見させていただき、レンズ交換が可能かどうか拝見させていただいてから、ご依頼をお受けさせていただいております。

今回お求めいただいたお客様はとても大切にご利用いただいており、フレームに多少傷はございましたが、亀裂などの深刻なダメージはなかったため、キレイにレンズ交換させていただくことができました。

レンズは、雑光やテカリを軽減してくれるブラウンの偏光レンズをお選びいただきました。

路面や水面での光の反射を軽減してくれるので、釣りやドライブ、ライドに集中したい時に必須のレンズですね。

ブラウンのフレームカラーとベストマッチしていますね!!カッコいい!
皆様いかがでしょうか?

皆様もお使いいただいているアイウェアのキズや、劣化してしまったレンズをリフレッシュしてみませんか?

オークリ―レンズが販売終了のモデルでも、様々なレンズブランドのレンズを駆使して作製させていただいております。

OAKLEY(オークリー)FLAK DRAFT(A)(フラックドラフトA)度付き調光&レンズシェイプ変更!!

こちらは先日作製させていただきました、OAKLEY(オークリー)FLAK DRAFT(A)(フラックドラフトA)度付き調光サングラスです!!

オークリーの度付きレンズでは、製作範囲外のお度数だったため、社外レンズで対応させていただきました。

FLAK DRAFT(A)はレンズの幅がとても広いので、お客さまお一人お一人固有の瞳孔間距離(PD。黒目と黒目の間の距離)をレンズの光学中心に合わせて加工するためには、レンズの外径を大きくすることができ、光学中心を偏心(レンズの中心からずらす)可能なレンズで作製する必要があります。

今回作製させていただいたお客さまも、強度の近視で、狭めのPDなのも相まってオリジナルのレンズシェイプで作製しようとすると、大口径レンズを必要とするため、レンズの価格が高額になり、レンズのコバ厚がかなりの厚みになってしまうことから、レンズの幅を縮小することで、問題点を解消するよう考えました。


こちらがFLAK DRAFT(A)のノーマルレンズのシェイプです。

度なしのオークリーオリジナルレンズ同様に、レンズのサイドが拡張されたデザインになっていますね。

こちらがシェイプを変更した、FLAK DRAFT(A)になります。

レンズサイドの拡張部分をショートカットし、FLAK BETAのようなデザインに変更させていただきました!

全然違和感なく、カッコいい仕上がりですね!!

お客様にはむしろこちらのデザインの方がいいと、大変喜んでいただけました!

もちろん、レンズは割れにくいレンズを使用しておりますので、安心してご利用いただくことができますね!

こういった加工は、お客様のお度数やPD、使用するレンズによって作製の可否が異なりますので、当店にご来店のうえ、ご相談くださいますようお願い致します。

OAKLEY(オークリー)FLAK BETA(A)(フラックベータA)極薄カラー度付き!!

こちらは先日作製させていただきました、OAKLEY(オークリー)FLAK BETA(A)(フラックベータA)度付きアイウェアです!!

スポーツに使用するアイウェアをお求めで、県外よりお越しくださいました。

当初は他ブランドのモデルを度付きベースにされるご予定でしたが、様々なアイウェアをお掛けいただく中で、フィットや、お客様の使用されるフィールドでの利便性が高かったのが、こちらのOAKLEY FLAK BETA(A)でした。

FLAK BETA(A)は、FLAK2.0などに搭載されている、Unobtainiumのイヤーソックがないアイウェアなので、グリップ力という点では及ばないものの、経年的に必ず劣化するイヤーソックがないということは、消耗パーツが少なく済み、汗を吸収するラバーパーツより、プラスチックステムの方が、衛生的にも優れています。

お使いいただくシチュエーションや併用するアイテムなどによっても、一長一短あるため、当店では、ご来店いただいてからのヒアリングを行い、フレームやレンズ決定のアドバイスをさせていただいております。

また、ノンラバーモデルは、フィッティングにおいても、ヘルメットなどに合わせる場合、カットしたりすることもできるので、加工しやすいですね。

レンズは、スポーツに使用するため、割れにくいスポーツ用レンズを用い、カラーは、様々なシチュエーションで使用されるため、濃カラーではなく、夜間のご利用も想定し、夜間走行も可能な、薄ブラウンカラーをお選びいただきました。

オークリーレンズの中にはラインアップのないカラーなので、社外ブランドのレンズを使用しています!

これからの季節にぴったりな爽やかなアイウェアに仕上がりました!

長時間の屋外でのスポーツや、アクティビティでは、アイウェアは必須ですね。
皆様いかがでしょうか?

OAKLEY(オークリー)ROMEO(ロメオ)度付き偏光レンズ交換!!

お持ち込みいただいた、OAKLEY(オークリー)ROMEO(ロメオ)に度付き偏光レンズをセッティングさせていただきました!

その前に、今尚オークリーファンの心を掴んでいる、ROMEOやJULIETなどのX Metalシリーズのことについて書こうと思います。

X Metalは、オークリーのプレミアムアイウェアコレクションとして、1990年代後半に発売され、従来の枠を超えた治金技術を採用して作製されたチタン合金X Metalがシリーズ化し、多くのモデルが発売されました。

X Metal独特の存在感と、所有欲を満たしてくれるプレミアムな質感、従来のアイウェアと一線を画すデザインで人気を集め、JULIETなどは当時、イチロー選手が着用されていたこともあり、メディアなどで一度はご覧いただいたことがあるのではないでしょうか?

そんな、X Metalも、現在では全て廃盤となり、新たに手に入れることはできないため、中古であっても、オークションなどでは、ほとんどのモデルでかなりのプレミア価格となっているほど現在でも高い人気を誇っています。

僕の記憶が確かならばその記念すべきX Metalのファーストモデルが、1997年に発売された、こちらのROMEO(ロメオ)になります。

後に発売されるROMEO2と区別するために、ROMEO1と呼称されることもありますが、正式名称はROMEOでしたね。

発売前のコードネームはOSCAR(オスカー)だったそうです。

ROMEOは、レッドのイヤーソックが付いた、マイケル・ジョーダン氏が着用されていたモデルや、
トム・クルーズ氏がミッションインポッシブルで着用されていたため、有名になったモデルですね。

確かミッションインポッシブルで着用されていたのも、こちらのX Metalのフレームカラーだったような気がします。

POLISHEDの質感もキレイですが、X Metalのフレームカラーの、あの少しざらっとした質感がいいんですよね。

その後、HALF X、JULIET、ROMEO2、XXなど数々の名品が登場し、純粋なX Metalシリーズとしては、2009年に発売されたX SQUAREDを最後に生産・販売が終了になっていきました。

そんな、レアなX MetalのファーストモデルROMEOをお持ちのお客さまが、当店に度付き偏光レンズ化のご相談に来店してくださいました。

ROMEOを加工するのも久しぶりですね。最近はめっきり見かけなくなりました。

ここまでキレイな状態でお持ちの方も中々いらっしゃらないのではないでしょうか?

レンズは、濃いめのグレーの偏光レンズをベースに、シルバーミラーをセッティング、オークリーレンズだと、ブラックイリジウムポラライズドに近い感じで仕上げさせていただきました。

ROMEOは、いわゆるフルリムタイプのモデルなので、レンズはそれほど強度がないタイプのレンズでも作製できると思われがちですが、特殊な構造でブリッジ側でレンズが固定されているので、構造上少し動くようになっているため、あまり強度のないレンズだと、おかけいただこうとROMEOを少し広げようとすると、ブリッジの止めてある接合部の部分から、レンズにクラックが入ってしまうことが過去に
あったため、割れにくい高強度タイプのレンズで作製させていただきました。

ちなみにROMEO 2はハーフリムモデルとして登場するのですが、こちらもフレームの構造なのか、レンズの形状なのか、レンズが衝撃に強いポリカーボネート系の素材であっても、当時、レンズがかけているお客様が多かったように感じましたね。

いかがでしょうか?とてもカッコいい仕上がりです!!

1997年に発売されているということは初期のモデルでしたら、今、2022年なので、ほぼ25年!!
スゴイですよね!!
まだまだ現役でおかけいただけますね!

また、普通に購入できるX Metalが登場しないかなと、いつもX Metalファンのお客さまとお話しするのですが、X Metalを製造していたアメリカの工場が閉鎖?されているようなので、中々難しいんでしょうね。

ROMEOが登場したときは僕はまだ眼鏡業界にはいなかったのですが、JULIETを始めて見たときのインパクトは忘れられないですね。

皆様もサングラスやメガネのフレームがございましたらレンズをリフレッシュして、再びご利用いただくこともできますので、ぜひ、当店にご来店のうえご相談くださいませ。