OAKLEY (オークリー)BAT FLIP(バットフリップ)バイク用カスタム!!

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バイク用(オートバイ)
の度付き調光アイウェアを作製させて
いただきました。

システムタイプのヘルメットをご利用で、
今までは普段ご利用いただいている
高級眼鏡ブランドの眼鏡を
バイクにも使用されており、
テンプルや先セル部がヘルメットに
入りにくく、何度かテンプルが
折れてしまったことがあるとのことで、
ヘルメットに入りやすい
アイウェアをお求めに
ご来店くださいました。

お客さまのお度数が近視も乱視も強度数
のため、ハイカーブモデルでも
作製ができないわけではなかったの
ですが、見え方や厚み、外観面など
を考慮され、あまりカーブの強くない
アイウェアでの作製となりました。

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デザインなどお好みの
アイウェアをお選びになられ、
今度はヘルメットを装着されている状態で
試適をしていただき、
OAKLEY (オークリー)BAT FLIP(バットフリップ)
をセレクト、OAKLEY  BAT FLIPは、
人気スポーツオプサルミックフレームの
HEX JECTORのアップデートモデルとして
登場したアイウェアですね。

HEX JECTORよりレンズカーブが緩められ、
天地幅の拡張、ツイストしたテンプルなど
かなり異なった点が多い2モデルですが、
UNOBTAINIUMのイヤーソックを採用して
いないという共通点があります。

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お客様の使用されているシステムタイプの
ヘルメットのインナーは、眼鏡のテンプルを
セットするスリットはなく、かなりタイトなもので、
調整などをしていないフレームの状態でも
わりとすんなりと入ってはいくのですが、
ステムエンドがヘルメット後部インナーに
多少つかえてしまっているようなのと、
ステムエンド先端が入りにくい形状
でしたので、カスタマイズをご希望です。

さらに、ノーズパッドも付属している
一番厚いパッドでも高さはあまりでておらず、
ヘルメット装着時の際、チークパッドで
頬が上がった状態になると、
ノーズパッド部は浮いてしまい、
アイウェアが安定しないので、
ノーズパッドもカスタマイズさせて
いただくことになりました。

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こちらノーマルのノーズパッド、
やや低めのタイプですね。

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こちらがカスタマイズさせていただいた
ノーズパッド、高さ、寄せがでていますね。

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ステムエンドも加工していきます。

こちらがノーマル、お客様の頭部形状
からすると少し長く、ヘルメット後方で
やや干渉するため、メガネが若干
浮いた状態になっているのと、
先端が下側に
尖った形状をしているので、アイウェアを
挿入していく際に
少し引っかかるようでした。

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こちらはカスタムしたステムです。

約1.2センチ程度ショート、
ヘルメットに入りやすい
形状に形態加工・修正・調整しました。

できるだけインナーを傷めないよう
抵抗の少ない丸みを帯びた先端形状に
加工してあります。

BAT FLIPは、FLAK BETAなどと違い、
テンプルとフレームのフロントパーツを
外すことができないので、
少し加工し難かったのですが、
連続性のあるキレイなデザインで
カスタムすることができました。

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画像左がノーマル、右側がカスタマイズされた
BAT FLIPです。

ステムが短くなり、ノーズパッドも
カスタマイズされています。

レンズは高屈折タイプの
可視光調光グレーをセレクト、
紫外線だけでなく、可視光にも反応するので、
ヘルメットのシールドをクローズしている
状態でもある程度濃度変化します。

調光系のレンズは、
バイク乗りのマストレンズの一つですね。

お渡し時にもヘルメットをお持ち
くださり、最終チェック、調整、
ヘルメット内にとても入りやすくなり、
快適なポジションでアイウェアが
収まるようになることで、
何より良く見え、
可視光調光レンズの利便性にも
大変喜んでいただけました。

BAT FLIPは、テンプルツイスト部が
張り出したデザインになっているため、
少し入れにくい部分があり、
フレーム選択時の段階でお話
させていただいており、
少し心配していましたが、
全然問題ないとのことで
ほっとしました。

ツイスト部も削ることはできるのですが、
削ってしまうとテンプル強度が構造上
落ちる(薄くなってしまうので)
感じがしたので施工しない方向で
お打ち合わせしていました。


こういった特殊なカスタマイズは
当店でお求めいただいたお客さま限定の
特別サービスとなっています。

ぜひ、ヘルメットなどご持参のうえ
ご相談ください。